なぜ炭火で焼く焼肉が美味しいのでしょうか

焼肉が炭火焼きで美味しくなる理由

炭火七輪の画像

 

炭火焼きの焼肉が美味しい理由の1つは温度です。

 

一般的に、ガスロースターの網の上の温度は約400〜500度と言われています。
炭火は、充分に燃焼すると700〜1000度にもなります。
温度が高くなれば、表面のたんぱく質を素早く焼き固まらせることができますので、旨味を閉じ込めることができるのです。

 

2つ目の理由は遠赤外線の量です。

 

炭火はガス火に比べて、約4〜5倍の遠赤外線を放射すると言われています。
遠赤外線は、目に見えない光なのですが、物質に届くとそこで熱を持つという効果があります。
ガス火で焼く場合は、肉の間の空気を温めその温度によって肉を加熱しますが、遠赤外線の場合は、直接肉に届いて加熱します。
そのため短時間で効率良く加熱ができ、肉汁を閉じ込めることが出来るのです。

 

3つ目の理由は匂いです。

 

都市ガス、プロパンガスは、元々無臭なのですが、ガス漏れの時に気づくように、わざと人工的な匂いをつけています。
その為、ガス火で直接焼くと、その化学的な臭いが肉に移ってしまうのです。
その点、炭火焼きには、燻煙効果があります。
燻煙効果とは、脂が炭火に落ちて出る煙が、肉そのものに味付けをする効果です。
あのなんとも言えない「いい香り」が食欲をそそるのです。

 


炭火焼きで美味しく焼くポイント

炭の画像

多くの人は炭に火が着いたばっかりのときに、肉を焼いてしまいます。
この時点では、炭の温度は300度程度しかありません。

 

まず1つのポイントは、充分に炭の火をおこすことです。
炭は全体に火が回って、煙も炎が出ない状態になって初めて充分な燃焼効果が発揮できるのです。

 

2つ目のポイントは、肉を火に近づけ過ぎないことです。
炭火の温度は高いので、あっと言う間に焦げてしまいます。
「遠目の強火で焼く」ことが美味しく焼くポイントです。

 

 

 

炭火と同様な遠赤外線効果がある我が家の「マーブルセラコール焼肉プレート」。

 


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